【評価&感想】『ONE PIECE STAMPEDE』また出ました、ワンピースの死ぬほど面白い映画!!熱狂の渦、「お祭り」映画の頂点へ!

アクション

何ですか、この「お祭り」映画って?

「お祭り」映画では全くない!

ワンピースのキャラを大量に登場させただけの、モンキー・D・ルフィという一人の男の生き様を熱く描いた、ただのアクションアニメ映画ですよ。

控えめに言って、最高!素晴らしい!

何がそんなに素晴らしいか?

ほぼすべてです。

声優さんの演技、作画、粋な演出に、ストーリー。

どれをとっても素晴らしい。

何でそんなに素晴らしいか?

もちろん、監督やアニメスタッフの尽力もあったでしょう。

でもそれ以上に、ONE PIECEの積み重ねが厚い

本作を観ていちばん、感じたことです。

『アベンジャーズ エンドゲーム』が21作品の厚みの上に成り立ち、爆発的な記録をたたき出したのと同様に、ワンピースの93巻分の厚みは半端じゃない。

一人のキャラが出てくるたびに、そのキャラの生い立ちやストーリーが自然と思い出されるんですね。

冒頭の黒ひげがインペルダウンで叫ぶシーンもそう。黒ひげやらマゼラン相手に瀕死になって戦うルフィを、ハラハラしながら応援して読んでた記憶が瞬時に蘇ってきました。

「漫画は人生」その通り。当時の記憶と共に漫画はあるのです。

コアファンであればあるほど、この映画は胸に熱く突き刺さるでしょう!

僕ですら、なんだか泣きそうになりましたもん。

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『ONE PIECE STAMPEDE』あらすじ

世界中の海賊たちが集まる海賊万博。目玉イベントには“お宝”が用意されているという。“お宝”と聞いて黙っていられないのが、海賊の性!ましてや、海賊王ゴールド・ロジャーが遺した“宝”となれば、名を上げようとするルーキーも、懸賞金が億越えの大物たちもやってくる!今作では海賊、海軍、王下七武海、革命軍、CP-0が共闘する「奇跡の共同戦線」も発足!これまでに見たことのない初の組み合わせのバトルなど、映画ならではの仕掛けにも注目!

『ONE PIECE STAMPEDE』公式パンフレット
劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』予告

ウソップが果たす重要な役割

「援護こそが狙撃手の花道だ!」

ウソップがすごかった。ほんとに。

ただバレッドにやられてルフィが怒って戦って終わりじゃなくて、瀕死のルフィを庇って助けて自分の船長を守り通す。

「船長がおれのために命かけてくれてんのに、寝てられるかよ!」ってかっこよすぎるよ。

守られるだけの存在じゃないところが良い。この相互に助け合う関係が麦わらの一味の強さ。

そしてそして、さらに。

ウソップは自分の不甲斐なさ、力不足が悔しくて悔しくて涙を流すんです。

このシーンは正直驚きだった。まさかウソップがここまでかっこいいやつだったとは笑

すると、ルフィは「お前はまだ負けてねえ」とウソップの悔しい思いを継いで、バレッドに猛スピードで突っ込んでいく。

「奇跡の共同戦線」の力もあって、“大大大猿銃”で超巨大バレッドを巨大バレッドまで小さくすることに成功。

しかし、そのバレッドにはさっき負けたばかり。ピンチは変わらずの状況。

そんなとき、ウソップの“必殺緑星”が発動。バレッドの鎧を剥がし、ルフィと素の一対一へ。

とまあ、こんな風にウソップが大活躍を見せたわけです。

ウソップは麦わらの一味の繋がりを象徴するのに、最適なキャラなのでしょう。

臆病で怖がりで、でもいざというときには立ち向かい、ルフィに頼るわけじゃなく、自分も仲間の力になろうと奮闘する。

それでも、力が及ばなかったときに、ルフィがその思いを継いで船長として戦うのです。

そこには、船長と部下の関係と言うよりも、互いに助け合う仲間としての関係が色濃く表れている。

そこが『ONE PIECE』のひとつの魅力であり、監督は20年の節目でもってそれを改めて表現したかったのでしょう。

ゾロとミホーク、越えられない壁

僕はゾロ好きです。

だから、藤虎の置き土産の隕石を“一大・三千・大千世界”で真っ二つにするシーンにゃ、肌が粟立ちましたね。

バルトロメオが顔を輝かせて終始感動してたけど、僕も多分同じ顔をしていたと思う笑

ゾロには男が憧れる要素がつまってますから。

剣士、世界一の剣豪、酒豪、麦わらの一味の№2、片目に傷、男前、情に厚い、方向音痴などなど、挙げだしたらきりがない。

で、そんなゾロが隕石を真っ二つにしたはいいものの、隕石の勢いは衰えない。

「ち、間に合うか」とゾロが二撃目を放とうとした、その時。

横から隕石をバラバラにする強烈な斬撃が。

隕石はことごとく海に落とされ、危険は回避されたのが、ゾロはどこか悔しそうな、あまり見ない珍しい表情をしているのでした。

なぜなら、その斬撃を放ったのが超えるべき師匠ジュラキュール・ミホークだったから。

世界一の大剣豪になるにはまだ壁があることを印象づける良いシーンでした

このシーンもゾロのオリジンを再確認するのに、非常に大切なシーンになるわけで、

負けることなく最強感の漂うゾロに、ミホークをぶつけるというお祭り映画ならではの演出には賞賛しかないわけです。

エースというもう一人の主人公

今作で最も粋な演出と言っても過言ではないシーンがある。

それが、アンのビジョビジョの実の能力を使って再現したエースが、サボと共に火拳を放つシーン。

思わず感嘆の声を上げそうになりましたよ。

超熱いシーンですよね。

なんならこの演出をするために、アンを登場させたんじゃないかとすら思う。

多分、実際そう。

エースの存在は、ONE PIECEの中でとても大きなもので、頂上戦争でもゴールド・ロジャーの息子として世界中を感動の渦に巻き込んだ実績を持つ。

ONE PIECEを語る上で欠かせないエースのことを、あんな形で復活させるとは。

まさに、映画ならではの驚きの仕掛け。監督のセンスに脱帽です。

ワンピースの正体とは!?

今作に登場するお宝“ラフテルへのエターナルポース”

ルフィがぶっ壊しちゃいましたけど。

そして、ワンピースについて、ラストでのゴールド・ロジャーの一連のセリフからわかることが。

クルー「万一のためです!もし必要になったら」

ロジャー「万が一?ならねえよ。オレたちの冒険はもう終わったんだ。こんなモンに頼るようなやつに手に入れられる宝じゃねえ。そうだろう?」

ロジャー「オレたちは早すぎたんだ…

レイリー「ワンピースか、誰が見つけるんだろうな」

ロジャー「そりゃオレの息子だろ!!

レイリー「いねえだろう…」

ロジャー「これからできるってんだよっ!」

『ONE PIECE STAMPEDE』

ワンピースを手に入れるには時期が大切みたいですね。

物質的な形のあるものじゃないのかも。まだ食べられない悪魔の実とか?空白の100年に関わってくるのか?

さらにはロジャーの息子が関わってくるっぽい。

少し調べてみたところ、エースがロジャーの息子じゃない説があるらしいですね。

ゴールド・ロジャーの息子は本当はルフィで、ドラゴンの息子がエースだとか。

そいで、ボニーがエースの母親だとも言われてるみたい。確かに、泣いてるシーンありましたけど。

今までエースがロジャーの息子だと思ってたから衝撃です

言われてみれば否定は出来ないけれど、僕としては尾田さんの思う壺で、最高のタイミングで驚かされたいから、もうこれ以上は知りたくないとも思う。

だから、これ以上詳しいことを知りたい方は自分で調べてみて。

僕はその時を待ちたいと思います。

パンフレットは買うべきか?

今作のパンフレットは結構中身がありまして。

映画のストーリーを辿りながら、キャラの歴史を振り返れるような内容になっている。

詳しいファンなら、買わなくても分かるようなことかもしれないけど、毎週ジャンプを読んでいるだけの僕からしたら、キャラの変遷をまとめてくれてるのは嬉しかったですね。

読んでいるだけで楽しいもん笑、やっぱすごいわワンピース笑

ただ、そこまで積極的に買うほどのものでもないかなって気もしますね。

どっちかっていうと、入場者特典の1万89巻の方が内容が濃いと思います。

尾田さんのラフ画や、ストーリーへのこだわりも見れてすごい面白かったです。

連載で忙しい中、あそこまで映画に関われるのはほんとに天才なんだなと思いました。

バレッドの人生なんかも書いてあって。「死んだやつはみな敗北者だ!」のセリフにも深い意味があるのだなと感じました。

欲しい人は早めに劇場に行くとよろしいかと。

まとめ

ここまで『ONE PIECE STAMPEDE』の評価&感想を書いてきましたがいかがだったでしょうか?

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