【書評】『メモの魔力』「狂ったようにメモを取る」その姿勢から僕らが学ぶべきこととは?

実用書

SHOWROOMの社長で、「メモ魔」として知られる前田裕二も著作『メモの魔力』を読んで一番重要だと思うポイントを3つ解説していきます。

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『メモの魔力』一番重要なポイント!

メモの取り方ではなく、なぜメモを取るのか

『メモの魔力』では、前田さん流のメモの取り方が紹介されていますが、本当に大切なのはそこではないと思います。

もちろん、使えそうなところを自分の生活に取り入れて生かしていくことはとても大事なことですが、それ以上になぜ「メモ魔」と言われるほどにメモをとり続けるのかそのマインドの方を僕らは学ぶべきだと思うのです。

前田さんはこう述べています。

なぜここまで狂ったようにメモをとるのか。それにはいくつか理由がありますが、まず何より大切な理由が、この残酷なまでに時間が限られている人生という旅の中で、「より本質的なことに少しでも多くの時間を割くため」です。

この本質的なことというのは、クリエイティブで新たな知的生産につながる思考や、自分にしか思いつかないような代替不可能性の高い思考のことです。

逆に、「過去のミーティングでどんな議論があったか」、「そこに何人座っていたか」などはただのファクト(事実)に過ぎず、ここに脳のスペースを使うべきではないと前田さんは言っています。

くだらないことに脳のメモリーを使うのではなく、「第二の脳」であるメモにそういったことは全て吐き出して、クリエイティブなことだけに「第一の脳」を集中させてやる、この考え方が非常に重要なのです。

抽象化ゲーム

僕が『メモの魔力』を読んで一番実用的だと思ったのが、「抽象化ゲーム」です。実際に前田さんがSHOWROOMの社員向けにやっているものだそうです。

この「抽象化ゲーム」とは一体何なのかというと、

AはBである。なぜなら…」このなぜならの後の部分を考えるゲームです。

もっと具体的に説明します。例えば「人生とは給食のようなものだ」と言ったとすると、給食にどういう特徴があるのかを考え、それと人生の共通点を探します。

今回の場合、給食から「時には嫌いなものが出されるときもある」という特徴を抜き出し、人生の「辛いことや苦しいことにも向き合っていかないと成功は掴めない」ことと共通していることを発見します。

このように、一見関係ないようなことでも掘ってみると思いがけない共通点が見えくることも。「こじつけだろ」という人もいるかもですが、こじつけでも良いのです。重要なのは普段気にしないことにもフォーカスして、発見を増やすことにあります。

その本質を見抜く力がこれからの時代でとても大切になってきます。

自己分析

「好きな色は何か?」と聞かれてあなたはすぐに答えることが出来ますか?

ちなみに前田さんは「色については結構考えていて、実は三色あります。青と紺と黒です。どれか選んでいただければ、なぜその色が好きか、お話しします」と即答できるそうです。

ここから学べることは、僕たちは思っているほど自分のことをよく知らないということと、自己分析をして自分のことを知ることには大きなメリットがあるということです。

自己分析をすると、自分がどういうときに幸せを感じるのか逆に自分が一番やりたくないことは何なのかといったことを知ることが出来ます。

こういったことを知ることで、意志決定の際に迷わなくなるのです。友人に「これやらない?」と誘われた時も、自己分析をしていれば一瞬で誘いを受けるべきかの判断がつくようになる、つまり判断基準を自分の中に持つことができるのです。

では、一体どうやって自己分析をすればよいのか?

自分で一から質問を考えて答えていくという方法もありますが、もっと効率的なやり方をこの本は紹介しています。

それが『メモの魔力』の巻末にある特別付録:自分を知るための【自己分析1000問】です。1000問全てに答える必要はなく、最初の100問だけでも十分だそうです。

まとめ

ここまで『メモの魔力』の書評をしてきましたがいかがだったでしょうか?

また他にもおすすめの実用書の紹介もしているのでよければそちらも是非!https://soneyu.com/kokosei-zituyosyo/

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