【感想・評価】映画『ジョーカー』「悪」の誕生は、恍惚として。

評価『ジョーカー』 MCU・DC

どうもSoneyuです!

毎週映画館に足を運ぶほどの映画好きで、昼飯を食べながらアマゾンプライムで映画を観るのが日々の生きがいになっています。

この記事では映画『ジョーカー』をネタバレなしで紹介していくので、まだ観ていない人も安心してご覧ください!


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『ジョーカー』 あらすじ

映画『ジョーカー』本予告【HD】2019年10月4日(金)公開

本当の悪は、人間の笑顔の中にある。

「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」と母の言葉を胸にコメディアンを夢見る、孤独だが心優しいアーサー。笑いのある人生は素晴らしいと信じ、どん底から抜け出そうともがくアーサーはなぜ、狂気溢れる〈悪のカリスマ〉ジョーカーに変貌したのか?切なくも衝撃の真実が明かされる!

http://wwws.warnerbros.co.jp/jokermovie/about.html

評価【ネタバレなし】

全体を通して

こんな人におすすめ!


  • 衝撃作を映画館で観たい
  • 悲劇的な話に興味
  • 辛く苦しい体験をしたことがある

「悪」とは何かを問う、マーベルとは全く違う魅力

『アベンジャーズ エンドゲーム』のような腹の底から興奮するような面白さではなくて、背筋がゾゾっとなるような面白さが『ジョーカー』にはある。

Soneyu
Soneyu

DCコミックスでバットマンの宿敵となるジョーカーの誕生を描いた作品。

マーベルとは180度違う切り口ですごい面白かった。

映画が終わってジョーカーについて考えれば考えるほど、自分の価値観がどんどん壊されて、自分の世界の狭さを目の前に突きつけられたような感覚になる。

「悪」の道に墜ちていくアーサーの姿に感情移入している自分がいて、それがまた自分で怖い。

捕まるな、と応援している自分もいるし、次は何をするんだ、と期待している自分もいる。

誰の心の中にも「悪」はあって、辛いことや苦しいことを経験した人ほど、心に刺さる映画だと思う。

現実世界でも、社会現象となるか?

アメリカでは公開前から上映しないことを決定した映画館もあるほど、危惧も含めて世界中から注目されている本作。

では、一体なぜそんなにも『ジョーカー』が危険視されるのか。

それは、ジョーカーが「特別」ではないからだろう。

「悪を好む心」があったわけでもなく、「人を惹きつける才能」があったわけでもない。

ジョーカーを作ったのは「環境」だった。

だから、同じような境遇にいる人たちの心に深く響いてしまうのではないか、という危惧があるのだ。

比較的平和な日本ならまだしも、アメリカなんかでジョーカーと本当に同じような環境で育った人が、もしこの映画を観たとしたら、

自分もジョーカーになりたいと考えてしまうのも分からなくはない、と思ってしまうほどのリアルすぎる描写と鑑賞後の爽快感があった。

Soneyu
Soneyu

もし本当に事件が起こった時、映画には責任がない、と言えるのかどうかということも考えさせられることの一つです。

内容

アーサーの心を表現する音楽

あまり大きくは目立たないが、音楽も本作でかなり重要な役割を果たしている

軽やかなジャズ音楽から、重低音の響く強い音楽まで、すべてアーサーの心の中をそのまま表現したようで、

観客のアーサーへの感情移入を増長する装置として、多大なる効果を発揮していた。

Soneyu
Soneyu

むしろ、音楽の方が怖いところもあったし。

アーサーがどんなことを考えてどんな気持ちなのかはほとんど語られないが、音楽に注目すると、そこがとても鮮明に見えてくる。

ホアキン・フェニックスの圧倒的な演技力

絶対に忘れてはならないのが、ホアキン・フェニックスの演技

オスカー確実と言われ、製作陣からも「映画の特殊効果はホアキンだけ」と絶賛されるほどの、人間離れした演技力を見せるホアキン・フェニックス。

その一番の魅力が、笑いのシーンに表れている。

「声は笑っているのに、心は笑っていない」、そんなクソ難しいシーンを何回も演じている。

他にも、体の上と下のバランスがすごく気持ち悪い体型に仕上げてきたりと、

ホアキンじゃなければここまで話題にならなかっただろう、と言えるほどの存在になっているのだ。

彼の演技を観るためだけに映画館に行くのも全然ありだ。

Soneyu
Soneyu

おつりがくるほどの満足感が味わえますよ!!

“R指定”要素は残酷が少々と、精神的な影響力

本作は“R15指定”なのだが、どこがその要素に引っかかるのか見ていこう。

まず、ここまで書いてきた通り、この映画は観る人によっては多大な影響力を発揮する

刺さる人は多分尋常じゃないぐらい刺さる。

その価値観を覆すほどの影響力を多感な子供に与えては危険だ、ということが一つ。

Soneyu
Soneyu

大人でもどうだか分からないのに…

そしてもう一つは、3シーンほどある残酷な描写

いずれもホアキンが人を殺すシーンで、ホラー的な怖さと精神的な怖さとスプラッター的な怖さがある。

これも“R指定”の要素の一つだろう。

Soneyu
Soneyu

とは言っても、そこまでではないけど。やっぱり、精神的な影響力がすごく大きく考慮されたんだと思う。

まとめ

ここまで映画『ジョーカー』の感想・評価を書いてきましたがいかがだったでしょうか?

精神的な影響力を世界中で危惧されていることを含めて、歴史的傑作であることは間違いない『ジョーカー』。

今の時代だからこそ響くところや感じるところ作品自体が持っているメッセージ性にも注目ですし、

そして何よりホアキン・フェニックスの演技力には鳥肌が立つほど圧倒させられます。

自分の中の「悪」に気づかされる衝撃の問題作をぜひ劇場で!!

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