【感想・評価】青木祐子『派遣社員あすみの家計簿』貯金428円!?どん底から這い上がれ!!節約と恋と仕事の物語!!

【感想・評価】青木祐子『派遣社員あすみの家計簿』貯金428円!?どん底から這い上がれ!!節約と恋と仕事の物語!! 日常

どうもオオソネです!

年300冊本を読む現役大学生であります!

この記事では

どんな本かしっかり吟味してから読みたい人自分に合っている本か知りたい人に向けて、その本の魅力をわかりやすくお伝えしていきます!

どうぞ最後までご覧ください!


スポンサーリンク

青木祐子 著『派遣社員あすみの家計簿』あらすじ・評価

この物語は一言で言うと、

「バカな主人公が、金と恋と仕事の問題にどう立ち向かってゆくのかを楽しむお話」です。

面白さで言うと、

死ぬほどではないけど、面白かった!

友達に「それどうだった?」って聞かれたら、「面白かったよ。今度貸そうか」って言えるくらいの面白さです。

分かりにくいか(笑)

では、まずはあらすじと、読むのにかかった時間から見ていきましょう!

その後、本書の魅力を3つのポイントに分けて解説していきます!

あらすじ

 家計簿をつけながら、生活も恋も立て直し! 飲食店の社長だと自称していた恋人の理空也に騙され、正社員として勤めていた会社を“寿退社”してしまった藤本あすみ、28歳。理空也は姿を消し、残ったのは二人で贅沢したぶんの高額なカードの支払いだった。通帳の残高は428円。ピンチに陥ったあすみは親友の仁子に説教され、家計簿をつけることになり……

目安:読むのにかかる時間

集中して読んで、3時間!!

じっくり読むと4時間くらいかかるかな。

こんな人におすすめ!

  • ためになって、かつ面白い小説を読みたい人
  • カードでついつい買い物をし過ぎてしまう人
  • お金の問題に日々悩んでいる人

感想・解説【ネタバレなし】

主人公がイラつくほどにバカで、愛おしい

主人公にものすごいイラつきました。

もうほんとに、本の外からぶん殴ってやろうかと思うほどにむかつきました。

なぜなら主人公がバカだから

皆さんも読んだらムカムカモヤモヤすると思いますよ。

「なぜお金がないのにスタバに行く?」

「なぜ?」と「なんで?」の疑問で埋め尽くされる思いでした。

そうやって感情を振り回されるのが、面白い証拠でもあるのだとも思いますが。

お金の扱いが下手すぎるこの主人公がどう成長するのか。

それもこの小説の魅力のひとつです!

そして、


ついついカードで買い物をし過ぎちゃうっていう人

お金の問題に日々悩んでいる人


にぜひ読んで欲しい一冊です。

それは、主人公の行動が自分の生活に活かせるよってことだけじゃなくて、

「たとえどん底に墜ちたとしても、あすみでも何とかなったんだから、自分も大丈夫だ!」

って気楽な勇気を貰えるからです。

お金なんて大したことないなって思えます。

それが一番の魅力かもね。

目の前のことを頑張ろうって、前向きな気持ちになりました。

ハウツー本というよりも、ただ面白い物語

ハウツー本ではなかったね。

そっちよりなのかなって思って読んだんだけど。

物語色の方が強かった。

でも読後の満足度は高かったから、物語としてちゃんと面白かったってことなんだよね。

じゃあ、どこが面白かったのかというと。

貯金残高428円の、人間としてダメダメな主人公が、どうやって這い上がっていくのか

この、主人公が一歩ずつ階段を上っていくような成長の様子と頑張る姿に感情を引っ張り込まれました。

要するにめっちゃ感情移入したってこと。

お金が絡む物語は他人事の視点ではいられなくて、常に自分だったらどうしようっていうリアリティがあるから面白くて。

そういう意味では、この物語全体が大きなハウツーだと言えるのかもしれないですね。


騙された男への思いを引きずりながら、新たな恋の予感がして。

キャベツともやしと卵の節約料理に、日雇いのバイト漬けの日々。

派遣社員と正社員の狭間で揺れる心。


ここら辺に興味がある方はぜひ一読をおすすめします!

「女性ならではの○○」、のリアリティがすごい文章

著者の青木祐子さんが女性ということもあってか、

ていうか絶対そうですが、

「女性ならではの視点」や「女性ならでは考え方」の描き方のリアリティがすごいです。

えげつないくらいすごいです。

女性の結婚観。女性のお金の使い方。女性同士の友達の作り方。女性の合コンの捉え方。etc.

他にも日常のふとしたところで「女性ならではの○○」が顔を出します。

生理のこととか、下着のこととか。

女の人が全員そうだと考えるのは、危険だとも思いますが、

男の人からすると、別世界を見ているようで面白いですし。(勉強にもなりますし)

女の人からすると、共感できることがきっとたくさんあると思います。

軽めの小説ではありますが、読むほどに中身の濃厚さが感じられる一冊です!

お金に対してちゃんと向き合おうと思える

読み終わった後、「家計簿を付けよう」って思いました。

お金を見えるようにするのは、大切なことだとこの物語から学んだんです。

こうやって何かの行動に結びつくってだけで、僕にとってこの小説を読んだことには意味があったんだと思えますね。

実際今、家計簿アプリをダウンロードして実践中です!僕って偉い!

皆さんも、この本を読む前と、読んだ後ではお金に対する意識がきっと変わります。

特にお金を貯めようとしてる人や、お金の管理が出来なくて後悔しがちな人は、バシッと響くものがあると思う。

日常と切っても切れないお金の話。

今まで適当に扱ってた人ほど、背筋を伸ばしてちゃんと向き合おうと思える一冊です。

まとめ

ここまで青木祐子著『派遣社員あすみの家計簿』の感想を書いてきましたが、いかがだったでしょうか?

単純に物語として面白かったので、節約興味ねえよって人も手に取ってみると意外と楽しめたりする一冊だと思います。

そして、

「家計簿付けてお金と真剣に向き合っていこう」

ってなんだか思えてしまう小説でもありますね。

(家計簿なんか一ミリも興味無かったのに不思議です)

そんな不思議な小説『派遣社員あすみの家計簿』

少しでも気になったのなら、ぜひご一読をおすすめします!

それでは、良き読書ライフを!!

↓“大人の現実”を読んだ後は、“青春の甘酸っぱさ”をどうぞ。

【書評】『青い春を数えて』若者必読!青春のリアルを叫ぶ、自分という存在を受け入れる物語!
『青い春を数えて』書評!この記事では『青い春を数えて』を読もうか迷ってる人、すでに読了済みで他の人の書評を読んで作品をより深く味わいたい人向けに、おすすめポイントとネタバレありの書評を書いています。是非ご覧ください!

↓ハウツーの紹介

高校生におすすめする、読んで絶対に損しない実用書5選!
「実用書読んでみたいけど周りに読んでる人いないし、何読めば良いか分からない」と思っていませんか?この記事では高校生におすすめする、読んで絶対に損しない実用書を5冊紹介します!ぜひご覧ください!

コメント