面白い?観るべき?【感想・評価・ネタバレあり】『X-MEN ダーク・フェニックス』エリックとチャールズの関係についに終止符が!

映画

この記事では、『X-MEN ダークフェニックス』の面白さをネタバレありで解説しています!

国内外で、「駄作」との声があがる本作ですが、果たしてそれは本当なのか?

『X-MEN ダークフェニックス』に興味のある方、是非ご覧ください!

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評価

「駄作」とは言えない、「駄作」なわけがない

国内外で酷評が目立ち、「駄作」と言われる本作ですが、

僕はそうは思いません!

そもそも駄作というには、何かと比べる必要があるわけですが、

おそらく皆『アベンジャーズ エンドゲーム』と比べてるんですよね。

正直あれは化け物ですよ。

個人的には、これからの人生でエンドゲーム以上の興奮を味わえる映画が登場するとは思えません。

それぐらい面白かった。

確かに、『アベンジャーズ エンドゲーム』も『X-MEN ダーク・フェニックス』も同じシリーズの集大成的立ち位置にあります。

でも、決定的に違うところがひとつあって。

それはシリーズのつなげ方です。

アベンジャーズの方は、シリーズの作品全てがエンドゲームに集約される形でしたが、

X-MENの方は、フューチャー&パストで歴史が変わったため、全ての作品がダークフェニックスに向けて走っていたわけではないんです。

つまり、ジャンルが違うんです。

全ての作品がエンドゲームのためにあったと言えるアベンジャーズに対して、

X-MEN ダーク・フェニックス』は、ダークな雰囲気で、人の苦悩と葛藤を描いたヒーロー映画として、もっと評価されるべきだと思います。

ストーリーもよくまとまっていて、強力すぎる力がもたらす孤独や、それぞれの“愛する人”への思いによる対立を上手く表現していたと思います。

展開的に胸熱の場面や、迫力ある戦闘シーンも多々あって、僕としては非常に満足できる作品でした。

また、本作はジーンが主役として描かれていますが、個人的にはチャールズとエリックの物語だったように感じました。

20年にわたるシリーズ最終作で、二人の関係にどう決着がつくのか?

まだ観ていない方は、是非劇場でご覧ください!

「X-MEN」シリーズ未鑑賞の方へ

「X-MEN」シリーズを観ずに本作を観に行くのは、おすすめしません。

なぜなら、「X-MEN」シリーズはとても複雑だからです。

単に善と悪では割り切れないストーリーが魅力であり、

味方が敵になったり、敵が味方になったりします。

また、過去に行って未来を変えたり、時間軸がバラバラだったりと、決して単調で軽い物語ではないんです。

それ故に内容を覚えていられないという人も多くいると思いますが笑

おすすめの配信サイト

だからこそ、まだ未鑑賞の方にはこの機会に「X-MEN」シリーズを観てもらってその勢いで『X-MEN ダーク・フェニックス』を観に行って欲しいです!

僕も、ダークフェニックス公開に合わせて、シリーズを一気観したクチです。

そこで、おすすめの配信サイトがU-NEXTビデオパスです!

Huluでも一部配信していますが、全部は観ることができません。

なので、シリーズ全部観たいという方は、U-NEXTかビデオパスがベストだと思います。

ちなみに、僕はU-NEXTで観ました。

どちらも一ヶ月無料で利用できるので是非活用してみてください!

基本情報

『X-MEN ダーク・フェニックス』

<あらすじ>

X-MENの主要メンバーである、女性ミュータント、ジーン・グレイは、ある宇宙ミッションの事故が原因で、内なるダークサイド“ダーク・フェニックス”が覚醒。

強大なパワーを持つその力は、ジーン自身にもコントロールできず暴走。

最強の味方と思っていた仲間が最凶の敵に。

地球上の全生命をも滅ぼす圧倒的スケール、そしてジーンの苦悩が物語に厚みを与え、X-MEN史上最もエモーショナルな結末へと導く。

おなじみの豪華キャストが再集結し、長年に渡り脚本・プロデュースを担い誰よりも『X-MEN』を知る男が自ら監督する。

マーベル史上最大の脅威、ダーク・フェニックスは、『X-MEN』に、そして世界に、終焉をもたらすのか!? 

『X-MEN』サーガは、ここに壮絶な最終章を迎える。

公開日:2019年6月21日

監督・脚本:サイモン・キンバーグ

X-MEN旧三部作『X-MEN』、『X-MEN2』、『X-MENファイナルエディション

X-MEN新三部作『X-MENファーストジェネレーション』、『X-MENフューチャー&パスト』、『X-MENアポカリプス』に続くシリーズ最終作です!

また、制作会社である20世紀フォックスがディズニーに買収されたことで、デッドプールやX-MENがこれから、MCUの世界に参戦することもあるかもしれません。

めちゃんこ楽しみ!

【ネタバレあり】感想

盛り上がった激アツシーン

個人的に、胸熱だったシーンを紹介していきます!

エリックVSジーン

ここは絶対に外せないでしょう。

何なら作中のハイライトだと思います。

前作『X-MENアポカリプス』から、一〇年後の世界を描く『X-MENダーク・フェニックス』。

戦いを終えたエリックは、ミュータントが誰にも攻撃されずに、協調して暮らせる独立した国“ジェノーシャ”を作りました。

政府から認可された土地で仲間たちと共に平和に暮らすエリックの姿に、チャールズが終始言っていたような彼の“善性”を感じました。

そんなある日、力を抑えきれずレイブンを殺してしまったジーンが、藁にもすがる思いでエリックの元にやってきます。

エリックは、ジーンの話を聞こうとしますが、そこにタイミングよくアメリカの軍隊が登場し、ジーンを捜索していることをエリックに告げます。

ここで注目なのが、エリックがジーンを庇おうとすることです。

エリックの穏やかさが伝わってきましたね。

しかし、そんなエリックの努力もむなしく、ジーンのダークサイドがまたもや暴走して、軍のヘリを超能力で壊そうとします。

さて、ここからですよ。熱いのは!

1機目を破壊したジーンが2機目の破壊に取りかかろうとしたとき、エリックがそれに対抗してヘリを守ろうとするんです!

しかも、必死の形相で、です。

あれだけ人間を憎んでいたエリックが、死力を賭して人を守ろうとする姿にはしびれました。

結果、何とか軍の人たちを逃がすことに成功します。

また、このシーンは、前作『X-MENアポカリプス』のラストで、エリックとジーンが協力して学園を再建するシーンとの対比でもあるのだと思います。

列車でバトル!

このシーンもかっこよかった。

王道の展開ですよ。

ミュータント勢が全員軍に捕らえられ、列車によって移送される途中。

“ヴーク”(異星人の親玉)がジーンからさらなる力を奪うため、異星人の一団が襲いかかります。

軍がなすすべもなく、次々に殺されていく中で、ミュータント勢は「自分たちが戦うから、この拘束具を外してくれ」と叫びます。

そして、敵がついに彼らのいる車両にまで迫ったとき、間一髪のタイミングで皆の拘束具が一斉に外れ、戦闘モードに移行します。

ミュータントと異星人の対立の描写がすごいかっこよかった!

ここから迫力ある戦闘シーンが続きます。

一つ思ったのが、

エリックの、対人戦における最強感が半端ない。

だからこそ、そのエリックがジーンやヴークに赤子同然にひねり潰されることで、彼女たちの強さが圧倒的であることが、より引き立つのだと思います。

深めの考察

チャールズのエゴ

一〇年間で何があったのか、本作では、今までのチャールズ像からかけ離れたチャールズの姿が描かれています。

地位や名声に心地よさを感じ、酒に浸るようになったチャールズは、何かに取り憑かれているようにも見えました。

また、レイブンが死んだときも、一番悲しんでいないように見えたのがチャールズでした。

そして、今までどんなときもチャールズのそばにいたハンクまでもが、チャールズの元から離れていきます。

そんなチャールズがやっと、自分が間違っていたことを認めたのが、列車に捕らえられたときでした。

今までにないチャールズの姿を見られたことは、新鮮でしたし、驚きでもありました。

では、このチャールズの姿を通して伝えたかったことは一体何なのか?

個人的な考えになりますが、あのプロフェッサーでさえこんな時期があったということを示したかった、のだと思います。

生まれながらに完璧な人など、どこにもいない。

過ちや失敗を乗り越えて、なりたい自分に近づいていくのだ、というメッセージのように感じました。

ジーンの最後が意味すること

ジーンの最後はとても印象的でしたね。

敵を抱えたまま宇宙に飛び、相手の許容量を超えた力を出力することで敵もろとも吹っ飛ばしました。

その爆発はまるでフェニックスのようで、タイトルの回収も含めて良い終わり方だったと思います。

それに、直前のジーンの表情もなんだか解放されて、吹っ切れたようでした。

やっぱり、ジーンにとって力を抑え込んで、自分を偽るということは、本当の幸せには繋がらなかったのでしょう。

これは、今の現代社会にも言えることだと思います。

周りの評価を気にして自分を隠している状態は、不幸ではなかったとしても、幸せだとは決して言えない。

だから、必要なのは自分のことを知ることなのだと思います。

そこから目を逸らしたり、真実を隠しても、結局はその場しのぎに過ぎない。

それが、ジーンの最後の意味であり、この映画で伝えたかったことなのだと感じました。

チャールズとエリックの関係

ラストシーンの、チャールズとエリックの会話!

なんだか重みを感じて、うるっときてしまいました。

引退して少し悲しげに、カフェに一人でいるチャールズの元に、チェス盤を持ったエリックが現れます。

そして、なぜ来たのかと問うチャールズに対し、エリックはこう答えるのです。

「友達に会いに」

その後も、今までとは立場が逆転したかのように、エリックがたたみかけます。

昔のよしみだ」、「俺に住む場所をくれた」、「今度は俺の番だ」などなど。

冷静に聞くと恥ずかしい言葉を連呼するエリックに、チャールズはついに折れて、チェスの駒を取るのです。

散々対立してきた二人が、最後は友達として支え合う姿というのは、王道ですけどそれ故に熱いし、心に迫るものがあります。

さらに言うと、本作ではチャールズの自己中心的な部分が表現され、人を導く存在としての印象が薄かったのですが、それさえも伏線だったのかもしれません。

エリックがチャールズを導くという最後の最後で、今までとは逆の構図を効果的に表現するためのストーリーだった、と考えることもできると思います。

まあ、言えることはたくさんありますが、言いたいことはひとつだけ。

20年の歳月を重ねたシリーズ最終作で、二人が友達の関係に戻れて本当によかった

『X-MEN ダーク・フェニックス』パンフレットは買うべきか?

結論から言うと、パンフレットは買うべきだと思います。

買って損はないです。値段も820円ですし。

僕も昔は、パンフレットを買おうか迷っていた時期がありましたが、今は面白いと思った作品のパンフレットは全て買うようにしています、

さて、本作のパンフの内容ですが、

キャラ紹介に、役者・監督インタビュー作品の考察など、見ればより楽しめる内容が盛りだくさんです。

というより一番は、表紙がかっこよすぎる!

中身も美麗な画像ばかりで、感動ものです。

劇場に行った際には買うことをおすすめします!

まとめ

ここまで、『X-MEN ダーク・フェニックス』の評価・感想を書いてきましたが、いかがだったでしょうか?

周りの評価なんて、結構当てにならないものだと思います。

本当に大事なのは、あなたが楽しめたかどうかということ。

是非劇場で、自分の目で確かめてください!

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